手つかずの自然がいっぱい!鹿児島県の自然の魅力
2016.04.04 update
鹿児島といえば、屋久島や種子島、奄美大島など、手つかずの自然が残る離島が有名ですが、本島でも錦江町や南大隅町のある大隅半島には、うっそうと生い茂る原生林が残り、手つかずの自然がたくさんあります。
大隅半島の最南端、佐多岬はデリー(インド)やカイロ(エジプト)と同じ北緯31度にあります。冬でも暖かい気候のため、ブーゲンビリアやハイビスカスなども見ることができます。
そして、肝属郡医師会立病院のある錦江町には神川大滝があります。幅30m・高さ25mもある雄大な滝と小滝で構成され、間近で見る雄大さには圧巻のひとことです。初夏は咲き乱れるアジサイ、夏は鮎釣り、秋には美しい紅葉と、四季折々の風情が楽しめます。特に、春先には川岸の桜並木が咲きそろい、知る人ぞ知る絶景スポットです。
近くには、高さ68m長さ130mの大吊橋があり、神川大滝やそのまわりの絶景を真下に空中散歩を楽しむことができます。桜の季節は、橋の下から桜と赤い橋と滝のコラボレーションを、橋の上からは緑の山並みと桜と滝の美しい景観が魅力です。
また、神川大滝のある「神川大滝公園」に流れる神ノ川には、県指定の天然記念物カワゴロモが自生し、冬には花を咲かせます。このカワゴロモ、水のきれいな急流でしか生息しない水生植物なので、国内でも非常に珍しいものなのと言われています。
これらの緑や水の彩る景色は、過疎地域での田舎暮らしだからこそ楽しめるもの。魅力的な田舎暮らしをぜひ堪能していただきたいものです。