過疎地域ならではの医療の取り組み
2015.08.04 update
肝属郡医師会立病院のある地域(錦江町、南大隅町)は、鹿児島県下でも高齢化率1位と2位を占める過疎地域です。
また、医療や介護を必要とする割合に対して医療資源の絶対数が不足しているという状況にあります。
そんな中取り組んでいるのは、連携の取れた地域医療です。
医療技術の提供はもちろん、行政機関と介護・看護サービスとの連絡連携を取り、在宅医療連携をおこなっています。
地域の医師、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリ技師など、たくさんの医療従事者だけでなく、訪問看護ステーションなどの看護・介護サービスを提供する多くの機関が支えています。
肝属郡医師会立病院は在宅医療連携拠点として、24時間の連携体制をとるために、またチーム医療の提供のために、さまざまな知識や技術を持った医師募集をおこなっています。
さらに、医療従事者、介護従事者を対象とした情報発信や研修会を企画し、スキルアップを推進するだけでなく携わるさまざまな職種同士の連携を推進しています。
地元の社会福祉協議会の会合時には、地域住民を対象とした在宅医療や介護に関する説明をおこない、理解を深めていく取り組みも同時に進めています。
手付かずの雄大な自然の中、新天地を求めている医師の方は、ぜひ一度お問い合わせされてみることをおすすめいたします。