過疎地域で働く医師の仕事の魅力とは
2015.04.14 update
平均余命が長く、かつ元気な高齢者の方が多い日本は世界的に見ても非常に恵まれた国と言えます。
その理由のひとつに世界的にも最高レベルの医療が挙げられます。
最高レベルの医療のおかげで高齢社会となった日本では、「QOLを高める」「より良い人生の終焉を迎える」ということが当たり前になりつつあり、それをサポートすることも医師の重要な役割となっています。
死を避けることができないからこそ、無理な治療よりも理解ある医師のサポートの元でその人生をより良い形の終焉を望む方が多くいます。
患者さまのより良い人生をサポートし、支えることは医師にのみできる特別な役割であり、大きな喜びと言えるでしょう。
医療技術とQOLを高め、より良い人生の終焉を迎えるためのサポートを実践するためには、病院全体として医療サービスの質の向上に取り組まなくてはなりません。
これには患者さまとじっくり向き合う時間が必要不可欠です。
大都市の病院では、多くの患者さまの治療を行う必要があり、患者さまに対して向き合える時間に制約が出てしまうこともあります。
一方、地方や過疎地域の病院では、お一人おひとりの患者さまに対して向き合える時間を長くとることができる傾向にあり、また介護予防などにも積極的です。
なかには医療と介護など人生のサポートを目指している病院もあります。
鹿児島県にある肝属郡医師会立病院もそういった病院であり、高齢社会となった錦江町、南大隅町の医療や介護を支えています。
この病院では積極的に地域と連携を取っていくことで、大都市とは違い患者さまにより近い位置で寄り添っています。
現在、当院ではこのような考え方に賛同していただける医師募集しています。
患者さまとじっくり真剣に向き合い地域社会に貢献できることは非常に魅力のある仕事です。