鹿児島県錦江町・南大隅町は人情味にあふれた地域
2016.05.12 update
鹿児島県錦江町と南大隅町は、いずれも大隅半島に位置する町です。西には錦江湾が広がり、その向こうには薩摩富士とも呼ばれる雄大な開聞岳を眺めることができます。
国の天然記念物に指定されている稲尾岳がまたがり、エメラルドグリーンの滝つぼがなんとも神秘的な雄川の滝や、日本本土最南端の佐多岬があります。このように、どちらも美しい自然に恵まれた町なのです。
錦江町と南大隅町は合わせても人口1万5千人ほどののどかな町です。その人口の中でも、とりわけ高齢者の割合が高い地域となっています。自然に囲まれた過疎地域ですが、それ故に、人と人とのふれあいを強く感じることができる、人情味あふれる温かな地域です。
錦江町は鹿児島県の与論町とは姉妹盟約を結んでいます。自らの町のみだけではなく、他の町とのつながりを大切にした地域づくりに取り組んでいます。また、春には花瀬公園まつり、夏にはサザンビーチバレーフェスタなどの地域に根付いたイベントも催されます。
一年を通して温暖な気候、豊かな自然、温かな人情。そんな環境の中ですから、幼い子どもも安心してのびのびと成長できます。それもこの地域の魅力のひとつと言えるでしょう。
肝属郡医師会立病院は、高齢・過疎化によってもたらされる地域医療崩壊の危機を回避するために立ち上がりました。医療を必要とする方々に十分な医療を提供することが、私たちのすべきことだと考えています。これからも地域の人々の健康に貢献できるよう、努めてまいります。